島で働く理由
島に来た理由
【看護師】青柳智美
一度観光で来て以来、美しい島の風景や島の人の温かさが忘れられずにいました。在宅看護がしたいと思っていた事もあり、患者さんとの距離が近く生活が見える島で働いてみたいと思ったのがきっかけです。
【管理栄養士】守本めぐみ
4年前に観光で来て以来、島の雰囲気や海の美しさが忘れられず、いつかまた絶対に小笠原に来たいと思っていました。タイミングよく希望の職種の募集があることを知り、応募しました。
【歯科技工士】阿部範行(48歳/小笠原村診療所勤務歴17年)
もともと南の島移住願望があって、もちろん小笠原も視野に入れて、若い頃から色々と模索していたんです。しかし、私の前任者はおそらくまだまだずっと島にいるだろうと、小笠原に関しては半ば諦めていたんです。
そんなある日、私の友人から、「Nちゃん(前任者)、そろそろ内地に引き上げるらしいよ」と連絡があったのです。実を言うと、前任者・私の友人・私の3人は技工の専門学校の同期生だったんです。小笠原のラインを確保しておくために、友人にも私が南の島移住願望があるという事を話しておいたのです。
早速、友人からの連絡後、前任者に連絡をとったところ、その時点ではまだ迷っている状態で、引き上げる決心はしていなかったんです。まぁ気長に待ってみるかと思って、待つこと5カ月程で前任者から「アベちゃん来る?」と連絡があり「うん、行く!!」と即答してしまいました。その時、結婚を既にしていたので、もちろん妻には理解してもらっていたので即答できたんです。家族の理解は大事です。
今年で、島に来てからもう18年目になりますが、思いのほかアッという間だったような気がします。この島は面積も人間社会も小さいけれど、ベタですが、驚くほど素晴らしい自然環境があり、沢山の強烈な個性の面白い人達もいて私にとってはなかなか変化に富んだ楽しい暮らしです。
はっきり言ってもう都会には住めません。
あなたも此処でじっくり腰をすえて暮らしてみませんか?
【事務】 奥原 茂(29歳/小笠原村診療所勤務歴1年半)
保育園の頃小笠原に来て、高校生まで小笠原にいました。小笠原は僕の故郷なので、絶対に帰ってきたい、なにか小笠原の為に働きたいとずっと思っていました。そのためには内地で、島ではできないことを自分なりに学んできて、そして、島に帰ったらそれを生かし、島でバリバリ働き貢献することが恩返しだと考えてきました。
島に帰るタイムリミットを自分なりに20代後半を目指しそれまでにやれることをやろうと心に決め、内地でいろいろな経験を積んできました。 そして、島で一番島のために最前線で働けるところを考えた結果、役場に就職をし、内地での経験を生かし役場でいかしたいということが目標になりました。
そんな自分も20代後半になり、ついに念願の役場での就職が決まり島に帰ってくることがかなって、おととしから帰ってくることができました。現在は島の医療のほぼ全部を担っている小笠原村診療所に配属され、島民の方たちと直接関わりがある仕事につけ、どれだけ貢献できているかはまだわからないけど、これからもやりがいのあるこの仕事を続けていき、恩返しをしていきたいと思っています。
島に来た理由
島民すべてが患者さんで、病気・ケガすべてが集まる場所だから内地と違って患者を選ぶことや患者が病院を選ぶことができないから、医療と生活が密なところがやりたいことのひとつだと思った。(看護師 39歳/勤務歴5年)
元々僻地医療に興味があって、交通の便は悪いけど今のうちに一番遠い小笠原で働いてみようと思って。(看護師 32歳/勤務歴2年6ヶ月)
看護学校の時から"離島の看護師"に憧れていた為、ある程度の経験を重ねたらいつかどこかの島で働こうと思っていました。15年目の節目で前職場の退職を決めた後、たまたま小笠原の看護師募集が目に入り応募しました。(看護師 39歳/勤務歴2年5ヶ月)
青年海外協力隊に参加して、日本国内での僻地と呼ばれる場所での医療に興味を持ったから。(助産師 35歳/勤務歴1年4ヶ月)
小笠原の人が好きだから。(医師 37歳/勤務歴1年3ヶ月)
今までの救急医療の経験を中心に、島の医療に貢献出来たらと考えたため。(医師 37歳/勤務歴1年未満)
島の高齢者のために、自分の経験等を役立てたかった。(介護福祉士 35歳/勤務歴2年)
今後小笠原に住むにあたり、きちんとした職に就きたかったし、自分の今までしてきた業務とかけ離れた職種ではなかったので、積み重ねてきた経験が活かせると思った。(調理師 30歳/勤務歴2年)
前職を辞めようとしたときに求人があり、初めてのところより通い慣れた小笠原であれば安心だったから。(栄養士 40歳/勤務歴4ヶ月)