観光客の方へ

お願い

■受診について

◎受診の際には、必ず健康保険証をご持参ください。
(ご提示のない場合は、基本的に自費診療となります)

◎診療時間外、夜間、休日に受診されたい場合は119番にお電話してください。
(当村には消防署・救急隊はありませんので、119番に電話すると村役場内の119電話に繋がり、役場の当直者が対応いたします。簡単な聞き取りの後、折り返し診療所の看護師から連絡させていただき、必要な場合は受診していただくこととなります)

◎普段から常備し継続して服用している薬をお持ちの方は、ご来島の際には、忘れずにご持参ください。
(診療所で常備している薬には、種類や量に限りがあります。)

■来島予定の妊婦さんへ

小笠原村には、診療所しかないため、何か重大なことが起こった場合、航空機での緊急搬送でも9~10時間かかり命が助けられないこともありえます。

来島する場合は、これらのことをふまえて、必ず主治医に相談し、リスクを十分に承知の上でお越しください(島の妊婦さんにはリスクを考えて、32週になる前に内地に移動してもらっています)。

■ご観光を楽しんでいただくために

日焼け
小笠原の日差しは非常に強いため、うっかりビーチでうたた寝...なんて後には、日焼けどころかりっぱな「やけど」になってしまいます。 日射病にもご注意を!
帽子、日傘、日焼け止めローションでしっかりガードしましょう。

脱水
気付かぬうちに体内の水分は逃げてゆくもの。街離れると飲み水は手に入りません。ビーチや山にお出かけの際は、必ず飲み物を持参で!
半日に1リットルペットボトルを目安に。

海水浴
海辺は足場の悪い場所が多いため、必ず履物を着用しましょう。
海には危険な生き物も生息しています。海水浴をする時には注意しましょう。
浅瀬と思っても油断は禁物。足がつくところでも溺れてしまうことがあります。
海に入るときは必ず同伴者と一緒に!準備運動も忘れずに。

船への乗り降り
船への乗り移り方は、スタッフの方々の注意をよく聞いて行いましょう。
泳いで海から船に上がる際の事故がときどき見られます。乗船中、特に走行中は、波の打ちつけ方によっては大怪我になる恐れがなくはありませんので、スタッフの指示に従い、事故の無い楽しい観光を!

ダイビング
ダイビングを楽しむには、小笠原の海は格好の場所。海中に広がる素晴らしい世界。ですが...
体調や体力に合わせて、特に寝不足や飲みすぎ・二日酔いには充分注意して、無理のないスケジュールで楽しんでください。

溺水
シュノーケルやドルフィンスイム中の溺水が意外と多いです。泳ぎに自信の無い方は、ライフジャケットの着用をお勧めします。
イルカとのスイミングはとても楽しいものですが、シュノーケルの使い方を充分に練習してからの方がより楽しいですよ。

バイク事故
バイクでの2人乗り、水着のままでの乗車は危険です。
乗り慣れていない方の転倒事故が多く、大怪我につながるケースが見られます。
言うまでもなく、飲酒運転は絶対ダメです

急性アルコール中毒
若い方の団体旅行で、ときどき診療所に運ばれるケースがあります。
せっかくの楽しい旅行です。節度を持った行動もお忘れなく。

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